ジョルジョ・デ・キリコ展 (2024) の感想と基本情報を紹介!

東京都美術館の正面画像 芸術
画像:サイト運営者 (Rausi) 撮影

あなたはデ・キリコ展 (2024) のことが気になっているのだろう。キリコ展は話題の回顧展だが、規模が大きい分、その内容を調べるのも大変である。

そこでこの記事では、キリコ展に関する基本情報から、実際に作品を見てきた人々 (私個人を含む) の感想まで、網羅的にまとめた

本文を読めば、キリコ展に関する基本的な事柄は全て理解できるはずだ。そして、実際の鑑賞もより楽しくなるだろう。

この記事に書かれていること

Rausi
Rausi

この記事に書かれていることを短くまとめると、下記のようになります。

記事全体としては少し長めですが、気になる部分だけを拾い読みしても問題ありません

なお、デ・キリコ展 (2024/東京) は私も現地に行って鑑賞しているので、その経験も活かして記事を書いています。

デ・キリコ展 (2024) とは→東京と神戸で開催される、キリコの大規模な個展。

デ・キリコ展の基本情報→チケットはオンライン購入が主流、2024年5月現在では、混雑も少ない。「形而上絵画」が見どころになっている。音声ガイドも借りられる。

その他情報→所要時間は1~2時間程度、グッズは図録からTシャツまで、豊富に揃っている。感想は人それぞれで紹介しきれないので、本文参照。

ジョルジョ・デ・キリコについて

キリコの作品 (自画像) 画像
出典:https://00m.in/FQAEI (自画像)

ジョルジョ・デ・キリコ (1888年~1978年 90歳没) とは、20世紀を代表する、著名なイタリア人画家である。

その作風は年齢と共に変化したが、若いときに描いた「形而上絵画」と呼ばれるシリーズは、特に高い評価を得ている。

より詳しい情報は下記の関連記事で解説しているので、興味のある人はそちらも読んで欲しい。

ジョルジョ・デ・キリコ展 (2024) の概要

デ・キリコ展のフォトスポット画像 その1


ジョルジョ・デ・キリコ展 (2024) とは、画家・キリコの日本では10年ぶりの回顧展である。2024年4月~8月、及び2024年9月~12月まで、それぞれ東京神戸で開催される。

数は少ないものの、専門家からの評価も高い、「初期の形而上絵画」が展示されるのも見どころの一つとなっている。

ジョルジョ・デ・キリコ展の基本情報

ここでは、デ・キリコ展に関する基本情報をまとめて紹介する。

なお、ここに記載されている内容は記事執筆時点で情報量が多く、個人的にも鑑賞した「東京開催のデ・キリコ展 (東京都美術館)」中心としたものである。

デ・キリコ展の巡回場所と日程

2024年のデ・キリコ展は全国を巡回する大規模な回顧展だ。どのような日程で、どこに巡回するのか詳しく知りたい人もいるだろう。

具体的な巡回都市と日程は、下記項目のようになっている。

キリコ展 (東京)

東京都美術館を正面から撮影した画像

先陣を切るのは、東京都台東区上野東京都美術館 (2024年4月27日~8月29日まで) で開催されているデ・キリコ展である。

開催期間も約4カ月と長く、2024年最大規模の回顧展なのが分かる。

デ・キリコ展 (東京) 基本情報

会期:2024年4月27日(土)~8月29日(木)
会場:東京都美術館

休館日:月曜日、5月7日(火)、7月9日(火)〜16日(火)
※ただし、4月29日(月・祝)、5月6日(月・休)、7月8日(月)、8月12日(月・休)は開室
時間:9:30~17:30、金曜日は9:30~20:00(入室は30分前まで)

入場料:一般 2,200円(2,000円) / 大学生・専門学校生 1,300円(1,100円) / 65歳以上 1,500円(1,300円)
※( )内は前売料金、高校生以下無料

引用元:https://00m.in/slFmQ

キリコ展 (神戸)

夜の神戸市立博物館正面画像
出典:https://00m.in/lRUBl

東京の後は、兵庫県神戸市中央区京町神戸市立博物館 (2024年9月14日~12月8日まで) でもデ・キリコ展が開催される。

こちらも約3カ月の開催期間となっており、東京同様大規模なものなのが分かるだろう。

デ・キリコ展 (神戸) 基本情報

会期 :2024年9月14日(土)~12月8日(日)
会場: 神戸市立博物館

休館日 :月曜日 ※ただし、月曜日が祝日または休日の場合は開館し、翌平日に休館

入場料: 一般 2,000 円(1,800 円)/大学生 1,000 円(900 円)
※( )内は前売料金、高校生以下無料、神戸市在住で満 65 歳以上の方は当日一般料金の半額

引用元:https://00m.in/QKDpY

キリコ展 (大阪)

ネット検索していると「キリコ展 大阪」というキーワードが出てくる。これは恐らく、関西方面の人が大阪にもキリコ展が巡回しないかと調べているのだろう。

結論からいうと、キリコ展が大阪に巡回することはない。2024年のキリコ展が開催される場所は、東京と神戸だけである

ただ、大阪と神戸はそこまで遠く離れているわけではないので、関西方面の大都市圏に住んでいる人なら、神戸にも見に行けるのではないだろうか。

デ・キリコ展のチケット購入方法

デ・キリコ展 (2024/東京) 入場口の画像

デ・キリコ展 (東京) のチケットは、「オンラインチケット 」or「当日入場券 」という形で購入する。

ここでは、東京開催のキリコ展を中心に基本的なことに絞って説明するので、細かい部分については、公式サイトで確認してほしい。

オンラインチケット (東京)

ネットなどで事前に購入決済するのが、オンラインチケットである。当日、美術館の窓口に並ばなくてよいので、便利な方法だ。

具体的な購入方法としては、いくつかやり方があるが、デ・キリコ展 (東京) の公式オンラインチケットから購入するのが一番分かりやすいだろう。個人的にも、この方法でチケット購入した。

チケット価格は一般2,200円、大学生1,300円、65歳以上1,500円。注意点としては、2024年8月16日までの平日は日時指定予約が不要土曜・日曜・祝日及び8月20日以降は日時指定予約制になるということだ。

つまり、日時などに縛られず空いた日に鑑賞したい場合、8月16日までの平日チケットを購入するのが最善ということになる。

当日入場券 (東京)

東京都美術館の窓口で直接購入できるのが、当日入場券である。昔からある方法で誰でも利用しやすいが、土曜・日曜・祝日及び8月20日以降は数量限定になっているので、その点は注意が必要だ。

予定されている販売数量に達したときは、当然チケットが購入できないことになる。万全を期すなら、事前に購入決済できるオンラインチケットのほうがおすすめだ。

その他 (神戸)

他の項目でも述べた通り、デ・キリコ展は最初に東京で開催、次に神戸へ巡回する。ここまで説明したチケット情報は東京のものである。

記事執筆時の2024年5月現在では、デ・キリコ展 (神戸) のチケット情報は少ない。ただ、神戸も6月22日からチケットの前売りが始まり、価格も決まっている (一般2,000円(前売1,800円)/大学生1,000円(前売900円)) 。

基本的には、東京展と似たような販売方法 (オンラインチケットがメイン) になるだろう。

デ・キリコ展の作品一覧

キリコ作品 (「ダヴィデ」の手がある形而上的室内) 画像
出典:https://00m.in/QQZYF

デ・キリコ展 (東京) の代表的な展示作品 (タイトル) は、下記のようなものがある。後に巡回するデ・キリコ展 (神戸) も基本的には同じはずだ。

もし、さらに詳しく作品について知りたいなら、デ・キリコとは? その人生と作品、謎に迫るの記事も参考になるだろう。

[代表的な展示作品]

・公園での自画像
・弟の肖像
・塔のあるイタリア広場
・予言者
・福音書的な静物Ⅰ
・「ダヴィデ」の手がある形而上的室内
・形而上的なミューズたち
・ヘクトルとアンドロマケ
・不安を与えるミューズたち
・谷間の家具
・岩場の風景の中の静物
・オデュッセウスの帰還
・瞑想する人

引用元:https://00m.in/YpYFR

デ・キリコ展の混雑状況

デ・キリコ展は大規模な回顧展なので、開催前から混雑が予想されていた。実際の体験談としては、私個人が鑑賞したとき (キリコ展東京) は、そこまで混雑はしていなかった。

具体的には、人気のある作品の前には少し人だかりができる程度館内全体に人が多くてゆっくり鑑賞できないというほどではない

ただ、私はGW終了後の平日午後に行ったので、休日はこれよりも人は多くなるだろう。また、会期末が近づくにつれ、来場者が増えるのはほぼ確実と思われる。Xでの意見も紹介しよう。

引用:https://twitter.com/MenotaniR/status/1784540125877469629

デ・キリコ展の所要時間

デ・キリコ展を鑑賞するとき、どのくらい時間が掛かるか気になる人もいるだろう。結論からいうと、平均1時間~1時間30分程度が目安となる。

もう少し具体的には、①全体を流して鑑賞するスタイルで1時間②主要な作品を丁寧に鑑賞するスタイルで1時間30分③全作品を丁寧に鑑賞するスタイルで2時間程度の目安になるだろう。

個人的には、②のスタイルで鑑賞して1時間30分くらいだった (東京のデ・キリコ展を鑑賞) 。なお、最後はグッズコーナーもあるので、現地で購入する人は、「上記時間+グッズ購入時間」が掛かることになる。

デ ・キリコ展の撮影と音声ガイド

デ・キリコ展に限らず、美術展には「音声ガイド」が用意されていることが多い。また、最近は昔と違い、館内撮影を許可している美術展もある。

ここでは、デ・キリコ展 (東京) の音声ガイド情報と館内撮影ができるかどうかについて解説する。

撮影

デ・キリコ展のフォトスポット画像 その2

最近はSNS拡散などの宣伝効果を期待して、ある程度自由に撮影できる美術展も増えている。

デ・キリコ展 (東京) についてはその辺は保守的で、上掲画像のような、限られた場所以外は撮影できない。当然、館内に展示されているキリコ作品は撮影不可である。

逆にいえば、そのようなことを気にしないで、鑑賞に集中できる環境にもなっている。

音声ガイド

新聞のキリコ展音声ガイドを説明する朝刊紙面画像 (2024年4月22日)
新聞の朝刊紙面より (2024年4月22日)


デ・キリコ展 (東京) の音声ナビゲーターは、役者のムロツヨシさんが務める。音声ガイドは会場でレンタルする場合が650円アプリ配信 (聴く美術) を利用する場合が700円となっている。

個人的には、音声ガイドは使わないタイプだが、耳から美術解説を聞きたいという人は利用検討してみるとよいだろう。私が鑑賞した当日も、音声ガイドの利用者は多かった。

デ・キリコ展のグッズ紹介

美術展に行くとき、グッズの購入を楽しみにしている人もいるだろう。

デ・キリコ展 (東京) でも、さまざまなグッズが売られている。ここでは、その一部を私個人が購入した商品と一緒に紹介する。

キリコ展のグッズ① 図録

デ・キリコ展の図録画像
出典:https://00m.in/qOzWa

図録はデ・キリコ展に限らず、定番のグッズ商品である。

キリコ展の図録は表紙のデザインが2種類あり、そのどちらも出来がよいので、購入する際は嬉しい悩みになりそうだ。図録の価格は3,000円 (税込) 。

キリコ展のグッズ② アパレル系

デ・キリコ展のグッズ画像 (Tシャツとトートバック)
出典:https://00m.in/CNgqn

トートバックやTシャツなど、いわゆるアパレル系のグッズもデ・キリコ展では販売されていた。

単なる記念品というような位置付けではなく、工夫次第で日常生活でも使えるようなデザインになっている。特にTシャツは色合いが印象的で、ファッションアイテムとしても優れていると感じた。

価格はトートバック6,620円 (税込)Tシャツ5,400円+消費税 (←Tシャツについては、現地で価格確認したが、うろ覚えなので参考程度にしてほしい)。

キリコ展のグッズ③ 雑貨系

デ・キリコ展のグッズ画像 (マグカップとグラス)
出典:https://00m.in/qOzWa

雑貨系のグッズも、デ・キリコ展では販売している。

マグカップはデ・キリコの名前を印刷した直球デザイン、グラスはさり気なくそれを感じさせるものとなっている。

もし、お気に入りのものがあれば、これらのグッズがプライベートな時間をより心地よいものにしてくれるだろう。価格はマグカップ2,200円 (税込) グラス900円 (税込)

キリコ展のグッズ④ ヒグチユウコ コラボ

ネコの絵などで知られる画家のヒグチユウコさんと、デ・キリコ展がコラボしたグッズもある。

具体的には、デ・キリコ作品をモチーフとして、ヒグチユウコさんの描き下ろしアートワークを使用した缶バッジ3種類が販売されている。価格は各440円 (税込) 。購入にはチケットの半券が必要。

この商品は人気らしく、2024年5月現在では、一時品切れ中となっている。どうしても購入したい人は「展覧会公式X」で最新情報をチェックしておくとよいだろう。また、記事執筆時点では、メルカリで販売されているのも確認した。

個人的に購入したもの

キリコ展 (2024/東京) で購入したグッズ画像

デ・キリコ展で私が購入した商品は「ポストカード」「フィレンツェペーパー」である。価格はポストカード1枚が165円 (税込)フィレンツェペーパー (イタリア製の装飾紙) 1枚が180円 (税込)

この中で、ポストカードは定番なので、詳しく説明する必要はないだろう。フィレンツェペーパーに関しては、直接キリコ作品と関係あるアイテムではないものの、そのデザインが気に入って購入した。

これはたとえば、ブックカバーなどとして利用できる。このような思いがけないアイテムとの出会いも、現地でグッズ購入する楽しみである

番外編

デ・キリコ展では、図録の他にも、いくつか書籍が売っていた。その中で実際の鑑賞の役に立ち、最もわかりやすいといえるのが「デ・キリコ大特集」である。

デ・キリコ大特集は今回の回顧展に合わせて発売されたものなので、これを読めば展示作品について予習ができるだろう。また、キリコやその作品について幅広く解説されているので、入門書としても半永久的に使える一冊だ。

さらに、入場料金100円割引券が付いているのもお得感がある。デ・キリコ大特集は現地でも買えるが、予備知識を仕入れつつ、少しでもお得に鑑賞したい人は、事前購入するほうが合理的といえる。

デ・キリコ展の評判感想 (口コミ)

デ・キリコ展に行った人は、どのような感想を持ったのだろうか。ここでは、X (旧Twitter) から、みんなの感想や意見をいくつか紹介する。

引用:https://twitter.com/moppet_12/status/1785860041633058847
引用:https://twitter.com/yonakabukuro/status/1786628149549355115
引用:https://x.com/i_wah_dub/status/1789577104889426144

デ・キリコ展の個人的感想

実際にデ・キリコ展 (東京) を鑑賞した、私個人の感想 (意見) を箇条書きすると下記のようになる。

なお、当たり障りない意見だけを書いてもつまらないと思うので、プラスはもちろん、マイナスに感じたことまで含めて正直に書き記していく。

[キリコ展の個人感想 ①]

・キリコは初期の形而上絵画が一番評価されているが、これに間違いはない。つまり、「予言者」などの、初期形而上絵画作品が一番の見どころになる。

・キリコの形而上絵画シリーズは、作品の中に吸い込まれるような「引力」があるのが魅力。西洋絵画はこの逆で自己主張の激しいものもあるが、作品の持つ力の方向が外側ではなく、内側に向いているのが面白い。

・「不安を与えるミューズたち 」(1950年頃) のような、一部のオリジナル複製作品にも同様のよさを感じた。ただ、新形而上絵画などの「遊び」が強い作品群のいくつかは、オリジナルのよさが損なわれて残念に思うものもあった (もちろん、「オデュッセウスの帰還」など、中には新たな魅力を発信してる作品もある) 。

[キリコ展の個人感想 ②]

・形而上シリーズ以外で印象に残ったのは、伝統 (古典) 的な技法を使って描かれた絵画群である。館内では、これらの作品をまとめて見られるように展示されており、まとめてみると絵画的な味わいがあって楽しめた。

・自画像や肖像画をまとめて見られるエリアもあるが、個人的には、ここの作品群はあまり印象に残らなかった。

・展示方法については、よくも悪くもオーソドックスなので、安心して鑑賞できる反面、美術マニアのような人にはやや物足りないかもしれない。

デ・キリコ展開催地の周辺情報

デ・キリコ展は大規模な展覧会のなので、遠方から見に来る人もいるだろう。

ここでは、そのようなあなたのために、キリコ展と一緒に楽しめる東京神戸それぞれの観光案内、及び宿泊施設を紹介する。

なお、近場で日帰りで見に行くから関係ない、という人は、この項目は読み飛ばしてほしい。

東京 (上野) の観光施設

東京都美術館でキリコ展を鑑賞後 (あるいは鑑賞前) に、一緒に楽しめる代表的な観光施設は下記の二つである。

ここで紹介する観光施設は、距離的にも東京都美術館から近いところばかりなので、移動の負担が少ないのもメリットといえる。

上野公園

夜の上野公園と東京国立博物館正面画像

上野公園は上野駅近くにある、とても広い公園だ。公園の中には東京都美術館はもちろん、それ以外の施設もたくさんある。

たとえば、東京国立博物館国立西洋美術館国立科学博物館東京芸大上野動物園などだ。公園内にはスタバもあるので、疲れたら休憩もできるだろう。

個人的なおすすめを一つ挙げるとすれば、国立西洋美術館 (常設展) である。ここの常設展は落ち着いた館内雰囲気を味わいながら、名画をゆっくり楽しめる穴場だ。カップルのデートにもよいだろう。

旧岩崎邸庭園

上野公園の不忍池近くにあるのが、旧岩崎邸庭園である。旧岩崎邸庭園とは、三菱財閥岩崎家の茅町本邸だった建物と庭園のことで、今はそれを整備して一般に公開している。

庭園は四季折々の表情が見せ、建物も華やか、且つ歴史を感じる重厚感があるので、このような建築物が好きな人は十分に楽しめるだろう。入園料は一般で400円 (2024年現在) 。

また、この近くには有名な東京大学の赤門もあり、旧岩崎邸庭園から徒歩で行ける距離 (徒歩10~15分程度) である。

東京 (上野) の宿泊施設

遠方から東京 (上野) に来る人は、宿泊施設も探しているだろう。どうせなら思い出に残る場所に泊まりたいものだ。

上野周辺でそれぞれ特徴のある宿泊施設を「松・竹・梅」と分けると、たとえば、下記のようなものがある。

参考の最安価格は時期によって変動、素泊まり (食事なし) などの各種条件も含んでいるので、実際はもう少し高くなる場合が多い。

NOHGA HOTEL UENO TOKYO(ノーガホテル上野東京)は、外観&内装共に、シンプルで洗練されたつくりが魅力である。

ホテル全体がおしゃれなデザインで統一されているので、美術鑑賞後の余韻を壊したくないという、美意識の強いこだわり派のあなたにおすすめだ。

宿泊料は上野のホテルとしては高めだが、その価格に見合うだけの価値はあるだろう。雰囲気を重視するカップルや夫婦にもぜひ。【参考最安価格:19,305円 (税込) / 楽天トラベル】

三井ガーデンホテル上野は、巨大で存在感あるつくりが特徴のホテルだ。そのホテル名からも分かる通り、運営は三井グループとなっており、大手の安心感がある。

また、ホテル内には「スカイツリー」が見られる部屋もあるので、周辺の景観まで楽しみたいあなたも満足できるはずだ。その他、家族向けにパンダルームも用意されている。

ある意味王道のホテルなので、家族・カップル・お一人様とさまざまなニーズに応えてくれるだろう。【参考最安価格:8,880円 (税込) / 楽天トラベル】

Cotoha HOTEL (コトハホテル御徒町) は、ホテル全体を和風の世界観に統一しているのが特徴である。

そのデザインから外国人観光客狙いと思うかもしれないが、意外と日本人の宿泊客も多く、和の世界観を楽しんでいるようだ。

ちょっと普通と違うもの、特別な経験を求めているあなたにはおすすめのホテルである。お一人様でも利用しやすい。【参考最安価格:10,000円 (税込) / 楽天トラベル】

兵庫 (神戸) の観光施設

神戸市立博物館でキリコ展を鑑賞後 (あるいは鑑賞前) に、楽しめる代表的な観光施設は下記の二つである。

こちらも、神戸市立博物館から距離的に近いところなので、徒歩で問題なく訪れることができる。

メリケンパーク

夜のメリケンパーク画像
出典:https://00m.in/LGOJa

メリケンパークは神戸市立博物館近くにある、埋め立て地を利用した公園である。

公園は神戸港に面しており、晴れた日は散策しているだけでも気持ちよい。また、公園内は神戸ポートタワー神戸海洋博物館展望広場など多彩な施設があるのも魅力だ。

観覧車ショッピングモールがあるハーバーランドと呼ばれるエリアも隣接しているので、一緒に観光するのもよいだろう。

南京町

横浜中華街 (山下町) は全国的に有名である。横浜は関東地方だが、関西地方の中華街として知られているのが南京町である。

ここでは食べ歩きはもちろん、中国らしいカラフルな街の景観や雰囲気を楽しむことができる。

横浜中華街に行ったことがある人は、それぞれの違いを比べてみるのもよいだろう。気になる料理の味についても、全体的に美味しいといった肯定的な評価が多い。

兵庫 (神戸) の宿泊施設

遠方から神戸に来る人は、ホテルも探しているだろう。

それぞれ特徴のある宿泊施設を目的別に「松・竹・梅」と分けると、たとえば、下記のようなものがある。

参考に出している最安価格については東京同様、時期によって変動、素泊まり (食事なし) などの条件があるものも含んでいるので、実際はもう少し高くなる場合が多い。

神戸のイメージにぴったりの、格式高い宿泊施設 ホテル ラ・スイート神戸ハーバーランド である。ホテルコンセプトの「五感が歌いはじめる」という言葉通り、館内全体が高級感あふれる世界観で統一されている。

たとえば、室内は広々としたつくりで「全室オーシャンビュー」となっている豪華仕様だ。食事も神戸牛を使ったものがあるなど、こだわり満載。JR線の神戸駅から徒歩で約10分と、立地にも恵まれている。

ゆったりとセレブ気分を味わいたい、大人の余裕あるあなたにおすすめのホテルである。【参考最安価格:11,170円 (税込) / 楽天トラベル】

ANAクラウンプラザホテル神戸は、さまざまな顧客のニーズに応える施設やサービスが魅力だ。実際、館内や部屋の内装もよい意味でシンプルなので、万人が安心して泊まれるだろう。

また、前身のオリエンタルホテルは1870年開業であり、歴史のあるホテルというのも好印象だ。部屋からは神戸の夜景、又は六甲山脈の緑が楽しめるようになっている。

旅行で使う宿泊施設は冒険せずに、安定感あるものを選びたいという堅実なあなたにおすすめのホテルである。【参考最安価格:6,163円 (税込) / 楽天トラベル】

最寄り駅から徒歩2分の立地と、コスパがよいと評判なのがホテルサンルートソプラ神戸である。

今回紹介した中では最も安く泊まれるホテルだが、部屋に最高級のマットレスが備え付けられていたり、朝は和洋バイキングを楽しめたりと価格以上の価値を感じるサービスとなっている。

館内も清潔感があって心地よい。カップルや家族連れはもちろん、お一人様も気軽に利用できるだろう。【参考最安価格:3,100円 (税込) / 楽天トラベル】

デ・キリコ作品を収蔵している美術館

この記事を書いている2024年現在、日本ではデ・キリコの大規模な回顧展が開催されている。ただ、このようなものは頻繁に開催されるわけではないし、諸々の事情で今回は見に行けないという人もいるだろう。

そこで、ここでは、キリコ作品を常設 (コレクションとして購入・展示) している美術館を「日本国内」と「海外」に分けて紹介する。

デ・キリコ作品を収蔵している日本の美術館

日本国内でデ・キリコ作品を常設している有名なところは、ポーラ美術館大原美術館がある。

ポーラ美術館「ヘクトールとアンドロマケー / 1930年頃」大原美術館「ヘクトールとアンドロマケーの別れ / 1918年」をそれぞれ常設展示している (キリコはその生涯で似たような絵を複数制作) 。

なお、上記美術館のキリコ作品は開館日ならいつでも鑑賞できると思うが、不安な人は事前に公式サイトを確認したり、担当者に問い合わせたりしてから出かけることをおすすめする。

デ・キリコ作品を収蔵している海外の美術館

デ・キリコ作品を収蔵している海外美術館は複数あるが、代表的なのがアメリカのニューヨーク近代美術館 (MoMA) 、イタリアのローマ国立近代美術館だ。

MoMA「愛の歌 / 1914年」ローマ国立近代美術館「水浴する女 / 1932年」など、それぞれ複数作品をコレクションとして所有している。

こちらについても日本の美術館同様、事前に目当てのものが展示されているか調べておけば、ほぼ確実に希望するキリコ作品を鑑賞できるだろう。

形而上絵画とシュルレアリスムの違い

キリコの作品 (通りの神秘と憂鬱) 画像
出典:https://00m.in/mCVuR

最後におまけのような項目になるが、デ・キリコを読み解くときのキーワードの一つ、「形而上絵画」について、「シュルレアリスム」とどのように違うのか解説したい。

まず、キリコ作品は大枠ではシュルレアリスムの一つとされているが、時系列としては、シュルレアリスム運動が盛り上がる前からつくられていた。つまり、キリコ本人はシュルレアリスムに影響を受けたり、意識したりして最初の作品を生み出したわけではない。

実際、ダリ等の著名なシュルレアリストの派手で刺激的な作風と比べると、初期の形而上絵画は、控えめで永遠に時が止まったような作風である。そして、シュルレアリスムは「無意識の探求(理性排除) 」に関心を持っていたが、初期の形而上絵画はそれよりも「形而上 (哲学)」に関心があった。

さらっと見ただけでは気づかないかもしれないが、このような微妙な違いがわかると、現地での作品鑑賞もより楽しめるだろう。

全体のまとめ

デ・キリコ展 (2024年) は、「東京」と「神戸」で開催される。チケットはオンラインで事前に購入するのが主流。2024年5月の時点では、混雑は少なく比較的快適に鑑賞できる。

所要時間はゆっくり鑑賞するスタイルで2時間程度、館内は限られた場所以外は撮影できない。もちろん、音声ガイドもある。

鑑賞した人の感想はさまざまだが、「形而上絵画」は見どころの一つとなるだろう。グッズも図録やTシャツ、グラスなど多様なものが売っている。事前に予習してから鑑賞したいあなたには、デ・キリコ大特集がおすすめである。

コメント

最近のコメント

    error: クリックできません。
    タイトルとURLをコピーしました