六本木アートナイト (2024) の感想は? 楽しみ方も紹介

六本木アートナイトのポスター画像 (アイキャッチ) 芸術
画像:サイト運営者 (Rausi) 撮影

あなたは六本木アートナイト (2024) のことが気になっているのだろう。これは基本毎年開催されているが、その期間は短く、会場や作品も多岐にわたるため全体像が把握しづらい面もある。

そこで、この記事では、実際に六本木アートナイトに参加した私自身の感想も含めて、そのイメージが掴めるように関連する情報をまとめた

本文を読めば、六本木アートナイト参加者のリアルな感想、具体的な楽しみ方が分かるだろう。

この記事に書かれていること

Rausi
Rausi

この記事の内容を短くまとめると下記のようになります。

全体構成としては、前半が六本木アートナイトの概要解説中盤が参加者の感想終盤がQ&Aになっています。

あなたの興味のあるところからお読みください。

・六本木アートナイト (2024) の概要→2024年9月に六本木で開催されたアートイベント。

・参加者の感想→感想は人それぞれだが、概ね好評。具体的内容は記事本文参照。ここでは、写真も多く掲載。

・Q&A→「参加アーティスト一覧」など、本文を補足する情報をいくつか掲載。

六本木アートナイト (2024) とは?

六本木アートナイト (2024) とは、2024年9月27日〜29日に東京六本木で行われた大型アートイベントである。このイベントはコロナ流行時などの特別な時期を除いて、2009年から毎年開催している。

基本無料 (チケット不要) で鑑賞できるのも特徴だ。その他、六本木アートナイト (2024) に関する詳細な情報は下記の通りである。

なお、具体的な参加アーティスト名を知りたい場合は、本文内の「Q&A」項目で紹介しているので、そこも併せて参考にしてほしい

[開催趣旨]

「六本木アートナイト」は、生活の中でアートを楽しむという新しいライフスタイルの提案と、大都市東京における街づくりの先駆的なモデル創出を目的に開催する、アートの饗宴です。

[開催場所]

六本木ヒルズ、森美術館、東京ミッドタウン、サントリー美術館、21_21 DESIGN SIGHT、国立新美術館、六本木商店街、その他六本木地区の協力施設や公共スペース

[入場料]

無料(但し、一部のプログラム及び美術館企画展は有料)

引用:https://00m.in/xBZJJ

六本木アートナイト (2024) の楽しみ方

六本木アートナイト (2024) は複数の会場に作品が点在、また、ライブ感のあるイベントも多いのでどのように楽しむべきか迷ってしまうかもしれない。

そこでここでは、代表的な作品と施設の紹介を通して、王道の楽しみ方を紹介する。

六本木アートナイト (2024) の見どころを押さえる

まずは、メイン会場といえる六本木ヒルズの展示作品を押さえておくと鑑賞もスムーズに進むだろう。

①アトリエ シス《エフェメラル コレクション》

六本木アートナイト2024出典作品画像 (エフェメラルコレクション)
©思考と表現の実験室

六本木アートナイト (2024) の見どころの一つ目は「アトリエ シス《エフェメラル コレクション》」である。この作品は目立つ場所 (六本木ヒルズアリーナ) に展示。そのため、現地に行った多くの人は目にした作品だろう。

実際、私も日没後の現地で鑑賞した。実物は上掲写真を見れば分かるように、夜の六本木 (六本木ヒルズ) をより魅力的に輝かせるような、幻想的な作品だった。

また、作品説明には、昼と夜で異なるアート体験ができるとされているが、個人的には夜に鑑賞したほうがより「没入感」が高いのではないかと感じた。その他、詳しい作品解説は下記の通りである。

[プログラム解説]

エフェメラル コレクションは、光と音の没入型の作品で、泡という視覚的形態を通じて儚さと無常の概念を捉えています。

泡の壊れやすさは、日常の小さな部分を感謝し、その瞬間を生きる必要性を思い出させてくれます。

色を反射する素材で構築されており、観客は昼と夜で異なる方法でこのアート作品を体験することができます。

引用:https://00m.in/eXEWV

②メイメージダンス《沈黙の島―新たなる楽園―》

六本木アートナイト2024参加プログラム画像 (メイメージダンス)
出典:https://00m.in/fbFZA

六本木アートナイト (2024) の見どころの二つ目は「メイメージダンス《沈黙の島―新たなる楽園―》」である。こちらも先ほどの作品と同様、六本木ヒルズアリーナで公演された。

台湾の伝統を再解釈した現代舞踊団による公演ということで、注目度は高かった。ただ、一日一回のパフォーマンスで時間も決まっているので、事前に情報収集しておかないと見逃してしまうだろう。

そのため、現地で鑑賞した人は貴重な体験になったはずだ。詳しいプログラム解説としては、下記の通りである。

[プログラム解説]

台湾における西洋文化と東洋文化の遭遇を表現した《沈黙の島―新たなる楽園―》(2017年初演)を、六本木アートナイト用に再構成し上演します。

本作では、明るさと暗さや猥雑さ、台湾のコスプレ文化と異なる文化が入り混じり、これらが一体となって独特の世界を作り出します。

台湾と外来の文化的なシンボルを用いながら、台湾の伝統を再解釈する、カラフルで美しい旅に観客を誘います。

引用:https://00m.in/vizDn

③ツァイ&ヨシカワ《豊穣の宝石 ‒ Reflection》

六本木アートナイト2024出品作品 (ツァイ&ヨシカワ《豊穣の宝石 ‒ Reflection》)
出典:https://00m.in/ydwQe

六本木アートナイト (2024) の見どころの三つ目は「ツァイ&ヨシカワ《豊穣の宝石 ‒ Reflection》」である。ツァイ&ヨシカワは日本人を含む多国籍なアーティスト三人組だ。

作品は彫刻によるインスタレーションで「六本木ヒルズ ウエストウォーク2階」で展示。空間全体に広がる色鮮やかで巨大な花はよい意味で違和感、存在感がある。それがアートらしい表現ともいえる。

その他の詳しい情報は下記を参考にしてほしい。

[プログラム解説]

ツァイ&ヨシカワは、地球上のすべての生命にとって不可欠な水、光、空気などのエネルギーを表現する彫刻を制作しています。

蛍光塗料で塗装された奇妙な大輪のアルミニウムの花は、昼間は太陽光で色鮮やかに輝き、夜になるとブラックライトで眩く発光し、昼と夜の顔を持つ生命体を創り出します。まるでこの大都市に突如現れ、空間を別の次元へと導く神秘的な宝石のようです。

「私たちの彫刻とアートインスタレーションは、光と空気の動きと相互作用する触媒であり、夢と希望を生み出す物理的な形なのです。」

引用:https://00m.in/PRIpp

④響 (HIBIKI art lounge)

六本木アートナイト2024参加プログラム画像 ( HIBIKI art lounge)
出典:https://00m.in/viFwe

六本木アートナイト (2024) の見どころの四つ目は「HIBIKI art lounge 《響 JAPANESE HARMONYうつろい重なる、美しき自然》」だ。開催場所は六本木ヒルズ 大屋根プラザ

これはサントリーが製造販売している高級ウイスキー「響」を使い、アーティスティックな空間と演出で魅了するイベントとなっている。また、実際にその場で試飲できるのも特徴だ (試飲は有料)。

気になる「味」の評価は感想の項目で紹介している。このウイスキーはさまざまな事情で入手困難になってきているので、気になる人はチャンスがあるうちに手に入れておくといいだろう。あなた自身で楽しむのはもちろん、大切な人へのプレゼントとしても喜ばれる品である。

なお、超初心者で気軽な価格からチャレンジしたいという場合には、同じサントリーの「トリス 」がおすすめだ。これをハイボール (炭酸水などで割る) にすれば、初めてでも飲みやすいだろう

ウイスキーは度数高く敬遠する人もいるが、ロックにしたり割ったりすれば、意外とアルコール感少なく気軽に飲めるものもある。

その筆頭で価格が安いトリスでまずは試してみて、さらに深い味わいが知りたくなったら、他の銘柄もチェックしてみる。そうすれば、あなたの知らない新しい世界がどんどん広がっていくはずだ。

六本木アートナイト (2024) 周辺施設にも注目

次に六本木アートナイト (2024) に関連する、いくつかの周辺施設にも注目してみよう。周辺施設でも、作品展示や関連イベントが開催されている。

また、これらの施設は、普段訪れても十分に楽しむことができる場所である。

森美術館

森美術館の入口画像
出典:https://00m.in/DqiQB

六本木ヒルズ森タワーの53階にある施設が「森美術館である。ビルの53階にあるという施設のつくりはもちろん、企画する展覧会も現代アートを中心に感度の高いものとなっているのが特徴だ。

六本木ヒルズを代表する施設の一つなので、現地に訪れたときは忘れずにチェックしておきたい。

なお、六本木アートナイト (2024) 関連では、参加作家の一人であるルイーズ・ブルジョワの個展 (ルイーズ・ブルジョワ展 / 2024.9.25~ 2025.1.19) も開催されている。

東京シティビュー (六本木ヒルズ展望台)

六本木ヒルズの東京シティビュー画像
出典:https://00m.in/mYqWt

前項で紹介した「森美術館」とセットで楽しみたいのが「東京シティビュー (六本木ヒルズ展望台)」だ。こちらは森美術館と同じビル (森タワー)の52階にあり、都内風景を海抜250メートルの高さから360 度見渡すことができる

私も過去に森美術館と一緒に訪れたことがあるが、高層から東京タワーなどの都内風景を一望できるのは想像以上に素晴らしい体験だった。六本木という東京の中心地からそれを見れるのもよい。

営業時間も六本木アートナイト (2024) 開催時の二日間 (9/27~9/28) は、一時間延長して23時までだったので、夜景を楽しんだ人も多いだろう。時間は時期によって変わることもあるので、詳しくは六本木ヒルズ公式サイトで確認してほしい。

グランドハイアット東京

グランドハイアット東京」は六本木ヒルズにある5つ星のラグジュアリーホテルである。こちらも六本木アートナイト (2024) 参加施設の一つであり、開催期間は美術館チケット付きのホテルコース料理を提供していた。

気になるホテルの世界観 (内装やインテリア) は高級感がありながらもシックな雰囲気で統一されている。意外とギラギラした感じが薄いので、落ち着いて過ごしたい人も満足できるのがグランドハイアット東京の特徴だ。

六本木を代表するラグジュアリーホテルということで、記念日など特別なときに一度は泊まってみたいホテルである。ちなみに、過去には故・安倍晋三氏が毎年決まった時期に宿泊していたことでも有名。

東京ミッドタウン六本木

六本木ヒルズ近くにある大規模な複合施設が「東京ミッドタウン六本木だ。六本木アートナイト (2024) にも施設として参加しており、開催期間はミッドタウン・タワー 5階にある「東京ミッドタウン・デザインハブ」の企画展 (ROOTS OF FUTURE) 時間を延長していた。

その他にも、「21 21 design sight」などが施設内にある。東京ミッドタウン・デザインハブ、21 21 design sightは共にデザインに関する施設であり、純粋なアートだけではなく、デザインにもたくさん触れことができるのが特徴。

なお、ミッドタウンタワーには、5つ星ホテルの「ザ・リッツカールトン東京」も入っている。ザ・リッツ・カールトン東京内装やインテリア、館内施設はもちろん、上層階の客室から見渡せる景色の素晴らしさも評価が高い

国立新美術館

国立新美術館の正面入り口画像
出典:https://00m.in/DCQad

「国立新美術館」は建築家である故・黒川紀章氏が設計した施設である。また、コレクション (所蔵品) を持たず、企画展のみで運営されている美術館としても知られている。場所は千代田線乃木坂駅直結で、六本木ヒルズや東京ミッドタウン六本木と位置的にも近い関係にある。

出典:https://00m.in/dnFmE
(無題―インクのリズム/イメージ図)

こちらでも六本木アートナイト (2024) に関連して、ジェニファー・ウェン・マ《無題―インクのリズム》などの作品が展示されていた。

最後に私個人の実感でいうと、建物のつくりや周辺環境が素晴らしいので、雰囲気を楽しむ目的だけで来ても十分に満足できる施設である。そんなときは、誰でも利用しやすい館内の「カフェ コキーユ」でコーヒーなどを飲みながらゆっくりするのもいいだろう。

六本木アートナイト (2024) の感想やレビュー紹介

ここでは、「六本木アートナイト2024」の感想 (レビュー) を「みんな」と「私個人」に分けて紹介する。

みんなの感想

みんなの感想の要点をまとめると下記の通りである。一つ目は「六本木アートナイト2024」の全体、及びいくつかのお気に入り作品に焦点を当てた感想

そして、二つ目は「見どころ」の項目でも紹介した「HIBIKI art lounge 六本木アートナイト2024」に参加された方の感想となっている。

「六本木アートナイト2024」の全体の感想

「六本木アートナイト2024」は街中でアートに触れ合えるイベントで、プログラムが充実していた。たとえば、美術館以外の場所でも、彫刻やオブジェがたくさん展示されている。当然、一日で全てを観るのは難しいが、それだけ見応えがあるイベント。

特に印象深かったのは、蓮沼執太チームによる「ROPPONGI STREET THEATER」の公開リハーサルで、ライブ感を体感できた。また、辰巳寧々さんの「In Your Dream」など、多くの作品に感銘を受けた。六本木の街全体がアートに包まれる、このイベントの魅力を感じた。

引用:https://00m.in/QnWtp

「HIBIKI art lounge 六本木アートナイト2024」の感想

「HIBIKI art lounge 六本木アートナイト2024」のイベントでウイスキー「響」を飲んでみた。

響の原酒を飲み比べ:「山崎アメリカンオーク樽モルト原酒」、「白州スモーキーモルト原酒」、「知多グレーン原酒」を飲み比べた結果、それぞれの個性を感じて美味しい。三つが配合されて「響」になると、柔らかくフルーティな味わいになってとても素敵!

響のハイボール:六本木アートナイト限定の季節のハイボール(巨峰と赤紫蘇)も試したが、私は少し薄いと感じてしまった。家でつくるハイボールは「濃いめ」にするタイプだからかな。

100周年記念ボトル:「響」の100周年記念ボトルをハーフショットで試飲。ストレートでも飲みやすく、フルーティな甘みを感じ、まろやかな喉越しで凄く美味しかった。

引用:https://00m.in/rmnAB

私個人の感想

私個人の感想は写真を多めにして、当日の雰囲気を感覚的に伝えようと思う。各作品のコンセプトなどは他項目で解説しているので、そちらを参考にしてほしい。

六本木駅入口画像
東京メトロ日比谷線六本木駅の出入り口。六本木ヒルズが目の前で便利。
六本木アートナイト2024 展示作品のエフェメラルコレクションとイベント様子の画像
奥に見える作品はエフェメラルコレクション。このときは同じ場所で音楽イベントも開催されていた。
六本木アートナイト2024 展示作品のエフェメラルコレクションとイベント様子の画像 その2
音楽イベント開催時は人が多く、とても盛り上がっていた。
六本木アートナイト2024 参加プログラム響の展示会場画像
HIBIKI art lounge入口の様子。ウイスキー「響」を使ったアートナイト人気のプログラム。
六本木アートナイト2024 参加プログラム響の展示会場画像 その2
会場は非日常的な雰囲気を演出。有料でウイスキーの試飲もできる。
リサーチ不足で詳細は分からなかったが、突然展示が始まりこちらも人だかりができていた。
六本木ヒルズから見る夜景画像
東京タワーが見える夜景スポット。個人的にも好きな場所。
六本木ヒルズにある庭園の画像
六本木ヒルズの毛利庭園と金のハート。ハートはフランスの現代アーティストの作品。

諸事情で現地に着いたのが日が落ちてからだったので、実際に鑑賞できたイベントや作品は限られていた。それでも、作品+美しい夜景も見ることができて満足。

六本木アートナイトは日にちや時間によってプログラム内容が変わるものも多いので、絶対に見逃したくない作品以外は、そのときの「ノリ」で鑑賞していくのも悪くない。

ここから先は自己満足のおまけ。六本木アートナイトに参加した後、ついでにナイトクラブの「V2 TOKYO」に行った。そのときの写真もいくつか掲載する。

六本木ナイトクラブ V2 TOKYOの入り口画像
V2 TOKYOの入り口。上の階もあるらしいが、この日は地下一階。
六本木ナイトクラブ V2 TOKYOで飲むお酒の画像
お酒もウイスキーのハイボール中心に結構飲んだ。普段は控えているけど、実はお酒には強いほう。
六本木ナイトクラブ V2 TOKYOでシャンパン花火をしているときの画像
シャンパン花火 (?) でクラブ全体が盛り上がってきた。
六本木ナイトクラブ V2 TOKYOで紙吹雪が舞うときの画像
さらに紙吹雪が舞うド派手な演出でみんなハイテンション!

あなたもアートナイトに参加することがあれば、ついでにお気に入りの場所などを見つけて一緒に楽しんでみるのもよいのではないだろうか。

六本木アートナイト (2024) に関するQ&A

ここでは、六本木アートナイト (2024) に関してよくあるいくつかの質問について、Q&A方式で回答する。

六本木アートナイト (2024) にドラえもんはいるの?

六本木アートナイトの作品 (大きなどらえもん) 画像
出典:https://00m.in/ofTDc

2009年から続く六本木アートナイトの歴史の中で、象徴的キャラクターの一つが「ドラえもん」である。たとえば、2022年開催のアートナイトでは、美術家の村上隆氏とコラボレーションしたドラえもんのバルーン作品が展示され、話題になった。

2024年の六本木アートナイトにおいては、ドラえもんのアート作品は展示されていない。しかし、いまだに話題になるのは作品の魅力はもちろん、村上隆×ドラえもんという、美術とアニメの大物同士のコラボというインパクトもあったからだろう。

そのような村上隆氏の著書の中で今も売れ続けているのが「芸術起業論」である。これは現代アートの視点から、美術界の構造を中心に解説した一冊で、初心者にも「美術 (芸術) とは何か?」が村上隆氏のフィルターを通して分かるようになっている。

私も発売当時に読んだが、好き嫌いは別にしてそのときは大きな影響を受けた。彼の考え方は純粋な芸術を信じている人には受け入れがたいかもしれないが、「現代アート」がどのようなものか、どんな世界なのか俯瞰的に理解したい人は芸術起業論 を読んで損はないだろう。

六本木アートナイト (2024) のバナナって何?

三塚新司氏制作の作品画像 (巨大なバナナ)
出典:https://00m.in/rqiFX

六本木アートナイト (2024) 開催時、ラピロス六本木に展示されている「巨大なバナナの皮」が話題になった。これは三塚新司氏制作の作品で、題名は《Slapstick》とつけられている。題名の「Slapstick」は日本語に訳すと、「喜劇」という意味である。

具体的なコンセプトは下記引用文の通りである。ただ、そのようなことが分からなくても、巨大でリアルなバナナの皮はとても印象的。三塚氏によると、このバナナの皮はバルーン (風船) で出来ているようだ。

誰かに踏まれるのを待つ、巨大なバナナの皮。作品は喜劇の系譜からいくつかの比喩を持たせています。

まず、滑って転ぶ失敗の象徴として、次に、バナナの歴史とグローバリゼーションの繋がりについて、そして、バナナプランテーションを事業化できる地域が広がってゆく程の温暖化の中でも、誰もが利益を最大化しなければならない。という巨大な喜劇の象徴として、、

誰もが「疑問」を持つことを忘れつつあり、むしろ「疑問」は足枷となるだろう現在、私は、もはや喜劇でなければ「疑問」は存続できないのではないかと疑っているのです。

引用:https://00m.in/wzIid

六本木アートナイト (2024) の参加アーティスト一覧表は?

六本木アートナイト (2024) に参加したアーティスト一覧を知りたい人もいるだろう。具体的には下記の通りである。アーティスト名は五十音順にまとめられている。

[六本木アートナイト (2024) 参加アーティスト]

あ行
アオイツキ&上野雄次
悪魔のしるし
アトリエ シス
ウォーターメロン・シスターズ(西瓜姉妹)
エレクトロニコス・ファンタスティコス!

か行
GA•GA•GA
金子未弥
王睘 土竟(荒内佑+千葉広樹)
神田松麻呂
久保寛子
小寺創太
COMPUMA

さ行
ジェニファー・ウェン・マ
ジャン・ファンユー(張方禹)
新種のImmigrationsB
シン・チー(辛綺)
スイッチ総研
志津野 雷
杉謙太郎
ソー・ソウエン

た行
髙橋匡太
髙橋美乃里
田名網敬一
チェン・プー(陳普)
ツァイ&ヨシカワ
辰巳寧々

な行
丹羽優太

は行
Hajime Kinoko
蓮沼執太
平山亮・平山匠
藤村憲之

ま行
MATERIAL
三塚新司
メイメージダンス

や行
山口正樹
ユェン・グァンミン(袁廣鳴)
吉田亜希

ら行
ルイーズ・ブルジョワ

引用:https://00m.in/XDIaf

六本木の街や文化と一緒に楽しもう

六本木アートナイト (2024) は現代美術のイベントだが、事前学習などして気負って参加しなくても楽しめる、ある意味ハードルの低い構成になっている。

そのため、六本木の街や文化と一緒に気軽に体験してみるとよいだろう。それぞれの開催施設も六本木という街や文化を象徴するものが多いので、仮にイベント以外の日に利用しても満足できるはずである。

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